ブルネイ老舗の手織物工房に特注した白と金の生地はカインテヌナン（伝統手織物）で織られており、折柄は和装・洋装にも合うオリジナルデザインとなっています。使用されている生地は、カイン・ベパカン（kain Bepakan）と呼ばれる光沢のある仕上がりの布織物の一つです。布は、縦糸・横糸の絹糸の間に金糸や銀糸が交互に織り込まれているので光沢があります。生地は日本からのオーダー発注後、ブルネイ現地で受け取るまで3か月の期間を要しています。

バッグの持ち手はワンハンドルです。日本の老舗バッグ製作会社が手作りで製作した半円形の口金には、代表的な天然石としてターコイズ・ラピスラズリ・レッドアメジスト等の石が１６個装飾されています。渋みのかかった金色の口金は彫刻を施したようなデザインが施され、天然石の形や色の組み合わせのバランスを考慮してバッグに合うように丁寧に細工されています。天然石は大きさ、形状が１個ずつ全て異なるため、口金に組み込むにも職人技を必要とします。口金の製作には約1カ月を要しています。重厚感があり繊細に作られたバッグの口金は大変素晴らしく、また、バッグとしての製作にはおよそ２カ月の期間を要しています。このバッグはまさに芸術品といっても過言ではありません。
時間をかけ丁寧に作り上げた、格調のある世界に一つの逸品です。気品あふれる全てにこだわった極上のバッグ・・・Khasコレクションからお届けします。